キューピー
キューピー人形──愛され続けてもうすぐ100年
最近よく国内旅行をするようになった。
旅に目覚めたのだ(笑)。
家で留守番の旦那は、ご当地ものの土産が欲しいという。
だがそれは決して名産品という意味ではなく、「○○地方限定」と銘打ったお菓子類を指す場合がほとんどだ。
チョコでもスナック類でもよいのだ。「○○限定」なら(笑)。
そういうものは帰りがけに駅などで買うことが多くなる。
すると、一緒に「ご当地△△」も売っている。
△△の部分には、キティだのキューピーだのが入る。こういうのを集めている友人もいるので、一・二個買ってみたりする。
このときいつも思うのだが、キューピー人形があくまでも着せ替えであるのに対し、キティはそのものになり切っている。水戸では納豆に、宇都宮では餃子に。伊豆あたりで見たのは「アジの開キティ」…。猫のくせに魚になり切るってのはどうよ? と大笑いしたことを覚えている。
いや、キティは置いといて。
今回の話題はキューピー人形である。
ご当地キューピー人形というものが何種類あるかを特に考えたことはなかったのだが、2006年12月の時点で700種もあるのだそうだ。
『ご当地コスチュームキューピー完全カタログ700』なる本を見て、キューピー侮りがたし! と思ったものだ。
比較的最近のところでは「たらこキューピー」なんかも流行した。
何故たらこ? と、最初のCMを知らない私などは「???」だったのだが、これが携帯ストラップなどになると妙にかわいかったりする。
ストラップは全部で何種類あるのかよくわからない。
キティなみになり切っているものもあるし、着ぐるみ系のおもしろかわいいものもある。
私の好みから言えば、歌舞伎系の格好をしたキューピーなどは、一見キューピー人形とは思えないような凛々しさがあって素敵だ♪
また、一般に販売されているものとは別に、個人の手づくりのものもある。
キューピー人形の作り方、なんていうページを見かけて行ってみると、みんな手芸のページに飛ぶ。
それはキューピーの“服の”作り方だろう、とそのたびに思ってしまう(^_^;)。
が、違うんだな。
これは“キューピーの”作り方なのだ。
「みつばちキューピー」「ウェディングキューピー」「うさぎキューピー」「ビーズキューピー」……キューピー人形は衣装によってその存在のあり方まで変わるのだ。
セルロイドのキューピー人形が流行した当時、1922年にキユーピー株式会社の創業者はマヨネーズを発売する際に「お年寄りから子どもまで幅広く愛される商品に育てたい」という思いを込めて、キューピーを商標登録したのだそうだ。〔参考先:食の社会科見学~キユーピー株式会社~〕
キューピー人形は愛され続けている。
キユーピーにも、愛される食品を、そして赤ちゃんからお年寄りまでみんなが安心して食べられる食品を、作り続けてもらいたいものである。
